採用される側は自分で稼ぐことを覚えている

今までは子育てが落ち着いたらパートに出よう・・・
と働く場所は店、という選択肢が多かったです。
そのため人手不足になることはほとんどありませんでした。
しかし、今はパートさんの採用活動しても全く採用することができない・・・という声を聞きますが、それは採用される側の「働く選択肢」が増えたことに起因します。
例えば、キャリアウーマンでバリバリ仕事をして手に職をつけた女性の働く場所は今まで子育てエリアを検討すると店舗と立地上制限されていました。
今はインターネットが発達したため、スキルで稼げるようになりました。
いわゆるフリーランスの壁が一部の超絶スキル保持者から誰でも参入できるようになりました。
例えば、当社も利用しているサービスですが、「coconala」や「タイムチケット」で気軽にスキルで稼げます。
私がパーソナリティをしているラジオ(これから配信します)も主婦の方が元ラジオ編集者ということもあり依頼をしています。
インターネット上でスキルとお金が交換されとても便利になりましたが、また一人店舗で働く人が減った、という意味でもあります。
ちょっと参考記事程度ですが、リンクを張っておきますね。↓
会社員の副業が急増、副業フリーランス4年で3倍、経済規模は約8兆円——副業収入は平均74万円
店舗で働くことにどんな意味があるのか?フリーランスと天秤にかけてメリットを提示せよ

特にランチ時の飲食店の採用が壊滅的でランチを辞めてしまった飲食店が後を絶ちません。
やっぱり昼時働けるパートさんってとても必要な存在だったんだな・・・と思ったと同時に、稼ぐ選択肢が増えるとあっというまに店頭からパートさんが消えてしまうんだ・・・とびっくりしています。
当社クライアントでは面白い取り組みをしていて(しかも超大手企業)、パートさん流出を防ぐ取り組みをしています。
(※というか、クライアントなので私の立案したアイデアを全店展開してくれたのがすごいなと。)
それは、決裁権です。
パートさんに売場担当になってもらいます。
もちろん商品の仕入れ管理は店長がしますが、「こんな商品があったら売れるのでは?」という商品をパートさん自らが店長に提案をします。
そして、仕入れの許可を取り、自分で個数も決めてどこの売場に展開するのかも決めてPOPも手作りで創って実際に展開します。
そうすると責任感が湧いてきますよね。
売れれば体感したことがない成功体験による感情の爆発!
売れなければ心底落ち込んで次なるヒット商品を探すために日常からの顧客との対話を聞き逃さない!
という仕事に飽きずに毎日刺激的に過ごすことができます。
そして、チーム全体でお祝いをしてくれたり、一緒に悩んでくれたり・・・
これはフリーでは味わえないことです。
(※私は10年以上フリーで仕事をしているのでうらやましい限りです)
私はクライアント先でいつも「創造性のある仕事を与えよう」と伝えるようにしています。
もうオペレーションで人材を繋ぎ止められる時代ではありません。
仕事の選択肢が多いからこそ自店舗で働くことにより給与以外に得られるモノはどんなものなのか?を検討する必要があります。
あなたの会社(店舗)でしか得られない給与以外の価値は何ですか?
考えてみてください!
既存のモデルに固執せず、未来の経営のあり方を模索したい!という方はぜひ私のオンラインサロンに入会してください。
50名までは月々2980円で参加することができます。
51名からは3980円になる予定です。
今26名の組織になりました(1ヶ月で20名が入会済)。
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まだまだ仲間が足りないのでぜひ!

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顧客のニーズに寄り添う商品、そんなのはどこにでも転がってる。顧客との接点を持つ販売員や売りやすい仕様になっている商品は少ない。だから、顧客に喜ばれるはずの商品なのに売れない。開発時点で販売員のことを考えてないから。
— 成田直人(店舗経営2.0) (@naritanaoto) 2018年4月4日